関西国際空港第１ターミナルビルから排水される厨房排水の処理を行っています。厨房排水には多くの油分が含まれており、この油分を加圧浮上装置にて浮上分離させ分離汚泥は脱水機で脱水後に搬出し、浄化センター受入基準を満たした処理水を空港島内の中継ポンプ場へ放流します。

ホテル・レストラン等のテナントが入居している関西国際空港エアロプラザビルから排水される厨房排水の処理を行っています。北棟と中央棟の排水油分を加圧浮上装置にて浮上分離させ、浮上汚泥は浄化センター内の脱水設備へ運搬し、処理水は空港島内の中継ポンプ場へ放流します。

当設備は浄化センター敷地内に設けられており、エアロプラザビルから運搬されてきた厨房排水汚泥の脱水処理を行っています。脱水の際に発生する分離液は浄化センターへ送水され、脱水汚泥は浄化センターに隣接する焼却炉で焼却処分されます。

空港島対岸のりんくうタウンに位置し、ホテル・病院・レストラン等のテナントが入居しているSiS りんくうタワーから排出される厨房排水の処理を行っています。ここは常圧浮上装置（ブルーマリン）が設置されており排水を油水分離して浮上分離した汚泥は産廃処分し、処理水は泉佐野市の下水道に放流しています。