中水とは空港島内の各需要家より排出された汚水を、浄化センターへ集めて高度処理した後に消毒し空港島内のトイレ水等として再利用する処理水を言い、浄化センターから空港島内各需要家へ送水する給水ユニットや薬液注入装置の維持管理を行っています。

再処理された中水は共同溝と呼ばれる地下トンネルを通って各需要家へ届けられ、共同溝に敷設されている中水管の維持管理を行っています。中水管についても上水管とほぼ同じルートであり、総延長は約１４kmになります。

主にトイレの水洗水に使用され、建築物衛生法により水質測定が義務付けられています。そのため、中水本管の末端にあたる空港島内７箇所の、中水水質測定を毎週行っています。この中水は、一見すると水道水と間違える程に再処理されています。